1年間浪人をしてみて
私は高校時代に友達との遊びや某バトロワゲームに熱中してしまい受験に落ちてしまいました。
焦って高3の12月から塾に行って勉強をしたのですが間に合うはずもなく、あっけなく落ちてしまったのです。
もはや、受験直前期には半ば諦めていたので現役ではたった二校しか受けませんでした。受験料も一校3万程度と馬鹿にならない額なので、受験校を絞ったのは英断だったのかもしれません(黙れ)
そんな私が実際に1年間浪人をしてみて、良かった事と辛かった事どちらもたくさんあったので、それぞれ紹介していこうと思います。
浪人をして良かったコト
良い大学に入れた
まず第一に浪人をして良かったコトは良い大学に入れたことです。
私は1年間浪人をした結果、第一志望の大学には落ちてしまいましたが、世間からの評判はかなり良い大学に入学できたため、個人的には満足しています。
やり残した感やコンプレックスが消えた
また、浪人をしたことで現役時代のやり残した感や、学歴コンプレックスのようなものを自分の中から排除することができました。
個人的にやり残した感や学歴コンプレックスがかなり酷かったので、浪人をしてこれらを解消できたのは良かったなと思います。
資格などの勉強に対して苦痛を感じなくなった
あとは、浪人によって勉強をする習慣や自分に最適な方法を見つけられました。そのおかげで資格やTOEICの勉強、大学の試験勉強などに対してあまり苦痛を感じないのも、浪人をして良かったコトです。
実際に数時間程度であれば余裕で勉強できてしまうので、それだけでもすごい成長を実感します。現役時代の私からしたら考えられない変わりようです。
シンプルに賢くなった
受験勉強を通して得られたものは、受験科目の知識だけではありませんでした。
もちろん、英語力であったり、長文に出てきたテーマに関する知識、古文単語、複雑な計算やその発想の仕方など、単なる知識的な部分も学ぶことは出来ました。
しかしそれだけではなく、困難に直面した際の姿勢も学ぶことができたのです。
それというのは、目標を設定して、現状の自分に何が足りていないのか課題を見つける。そして、その課題を解決するための方法を模索するといった感じで、目標に対するアプローチの仕方を学びました。
この考え方は一見当たり前のように思えますが、浪人によってあらためて学ぶことが出来た気がします。
浪人をして辛かったコト
浪人をして辛かったことはたくさんあります。
最初は勉強をするのが苦痛だった
一つ目は私は勉強があまり好きではなかったので、浪人を始めた当初は勉強をすることが苦痛で仕方ありませんでした。
特に当時は英語が苦手でして、現役時代の模試では偏差値40前後といった感じでしたので、単語や文法を1からやりました。中学範囲からやり直したのでかなり大変でした。
結果的に偏差値60後半~調子よくて70ちょいまで成長したので良かったです。今後、私がした英語の勉強方法や参考書なども紹介しようと思います。
模試で結果が出ないとツライ
私は現役時代に全然勉強をしてこなかったので、最初の方の模試では結果を出すことが出来ませんでした。
勉強をしているのに結果が出ないとなるとかなりメンタル的にきついと思います。
私の場合は夏前までは基礎固めという風に考えていたのであまり悩みませんでした。
逆に現役時代惜しくも落ちてしまった方は最初の方の模試では結果が出せたけど、現役生が伸びてきた後半に結果が出なくなってしまったというケースも多くあり、受験直前期にメンタルをやられる人が多発します。
同級生が楽しそうに大学生活を送っている
二つ目の辛かった事は同級生が楽しそうな大学生活を送っていることです。
Instagramなどを見ると同級生が楽しそうにしているので、それを見るたびに自分は何をやっているんだろうと思うことがありました。(アプリ消しちゃえば済んだ話)
孤独感に悩まされる
三つ目は孤独感に悩まされることでした。私はほぼ宅浪だったので、人と会う機会が現役時代と比べると極端に減りました。それによって孤独感を感じてしまい病みかける事が多々ありました。
現役時代は毎日学校に行って友達と会っていたので、そのありがたみに気づくことはありませんでしたが、浪人時代に初めてそのありがたみを感じました。
たびたび連絡をくれて会ってくれる友達がほんとに救いでした。今でもその友達とは仲良くしています。
受験のプレッシャーに苛まれ続ける
四つ目は受験のプレッシャーに苛まれ続けることです。浪人をしたからには良い大学に受からなければならないというプレッシャーが無意識化でも襲い続けてきます。
深夜が病みやすいというのが実証されているのかどうかは知りませんが、夜更かしをしようものならそのプレッシャーで激病みしてしまっていました。
こんな感じで浪人の辛かった事はたくさんありますし、書いてないだけでまだまだ幾らでもあります。
後悔しない選択をするために
浪人をするということは大変ですし、塾などに通うのであれば余分に費用も掛かります。
しかし、私のように後悔や学歴コンプレックスを抱えて生きていくのが辛いという方は浪人をしても良いと思います。
若いうちの一年が貴重ではありますが、人生という長い目で見たときに一年というのはそれほど長い期間ではありません。
むしろ、その一年が自分にとっての転機となり成長することが出来るのならば、その方が良いでしょう。
生半可な気持ちで浪人をすることは勧めませんが、それなりの覚悟と目標があるのであれば浪人という選択肢は大いにありだと私は思います。
みなさんが今後の人生をよく考え、後悔をしない選択が出来ることを願います。
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